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『ツリークライミング&山風フィールドミニツアー』2026

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7/11(土)~12(日)にかけて、一般社団法人山フク風ヲ(埼玉県秩父郡小鹿野町。以下、「山風」と表記)さんが主催する『ツリークライミング&山風フィールドミニツアー』で、ツリークライミング体験を担当しました。今回利用させてもらったのは、山風さんの拠点施設からすぐ近くの大きな大きなケヤキの木。胸高直径が1mはありそうで、最初の枝の分岐が10m超え、樹の最頂点はおそらく40m近くあると思います。 石積みワークショップとツリークライミング体験会と両方やりたい、というこれまでに無い、稀有なご相談をいただき、下見に来たのが5月上旬のこと。現場案内には地区の区長さんも立ち会って下さり、話は調子良く進みました。特にツリークライミングは間を置かず、このタイミングでの開催です。 当初は、このケヤキの近くに立つ、やはり樹高30mをゆうに超える、トチの巨木を利用する想定でした。ですがこの樹の脇で、下見のときにちょうどおこなわれていた、作業道作りの実習イベントで敷設した林道が、この樹にどのような影響を及ぼすか、もう少し長い期間をかけて観察した方がよいと考え、急きょこちらのケヤキに変更となりました。 手入れされていない木なので、フィールドケア・ツリーケアも急きょ実施。夕方の薄暗い時間までかかってしまいましたが、樹上で手入れをしているあいだに、僕のすぐ下でフワッと。飛んでいくムササビの背中を眺めるという貴重な体験ができました。豊かな森の証拠ですね、「空飛ぶ座布団」とはまさに〝言い得て妙〟ですが、下から見上げたのではなく、上から見下ろしたときにピッタリの表現だと思います。 初めてのフィールド、もちろん初めて利用させていただく木で、しかもツリークライミング®するには初スケールの大きな樹! あまりに大きくて、アンカーはたくさん採れるのにどれも高くなってしまい、しかも枝が太いので、持ち込んだ道具では、スタッフ専用も含めて7本のロープしか設置できませんでした。 2日間で計4回、ある回では、クライミングした5名全員が成人男性という、体験ファシリテーターとして初めての経験をしました。この回の、静かなこと。。。皆さん黙々と、必死に登っています。子どもが参加した回の賑やかさとの違いは、見守っていた山風代表の(S)さんとのあいだで何度も話題に上りました。 いろんな意味で、大変良い経験をさせていただきました。今後も...

スーの船出 その5

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  帰国間近の仲良しと  ニュージーランドに来てからすでに5か月が経ち、1、2学期も無事に終えることができました。振り返ると、この数か月は勉強やカヌー、日常生活のすべての面で大きく成長できた期間だったと思います。  まず、学校生活では1学期の成績が評価され、成績優秀者として表彰されました。その中でも数理科目では学年トップの成績を取ることができ、直前までそんなことは知らされなかったのでかなりびっくりしました。しかし、とても大きな自信になりました。2学期は表彰されたことで、かなりモチベーションが上がったことで、さらに良い成績を目標に勉強へ取り組み、その結果、ほとんどの教科で1学期より成績を伸ばすことができました。特に英語は、前の学期は散々な結果でしたが、準備などを事前にしっかりとしたことで、自分の考えを英語で表現できるようになり、要約、英語にも適応してきたのかと感じます。  カヌーでは、腹を切る覚悟で自分の艇を約26万円で購入しました。人生で一番高い買い物です。自分専用の艇を持てたことで、今まで以上に競技へ真剣に向き合おうという気持ちが強くなりました。その分、普段の生活では節約を心掛け、お金の使い方についても以前よりよく考えるようになりました。また、冬季リーグも始まり、大会ではなかなか挑戦できない左手でのシュートの練習など、新しい技術にも積極的に取り組んでいます。失敗を恐れずに挑戦できるのは、このリーグだからこそだと感じています。 プールサイドでなに見てる  生活面でも、自分自身の成長を感じることがありました。日本にいた頃は体調を崩して学校を休んでしまうこともありましたが、ニュージーランドでは勉強とカヌーを両立する忙しい生活を送りながらも、一度も体調を崩して学校を休むことなく過ごせています。体調管理の大切さを意識し、規則正しい生活を続けられていることも成長の一つだと思います。   一方で、仲の良かったドイツからの留学生がもうすぐ帰国してしまいます。一緒に過ごした時間が長かった分、とても寂しく感じます。しかし、その経験を通して、留学では出会いだけでなく別れもあることを実感しました。それでも、これからも連絡を取り合い、お互いを応援していきたいと思っています。  これからは長期休みに入るので、この時間を有効に使いたいと考えていま...

〝身の回り〟とか〝手の届く〟という経済尺度

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昨年5月にAtelier moo(アトリエ・ムー)の開業届を出して、個人事業主としてはこの4月から本格的に動き出しました。まだ駆け出しということもあり、直接受注の仕事は、まだぼちぼちという程度。 そんな状況ということもあって、友人が声をかけてくれて、最近は週単位の泊まり込みで、よく伊豆に出稼ぎに来ています。今週は森の間伐のお手伝い。今回も現場近くに、いい宿が見つかって、簡単な調理器具も揃っているので、気ままに朝ごはんと昼の弁当は自炊して過ごしています。 昨日は車の給油に行きました。宿からそう遠くない、有人のガソリンスタンドでした。近年では、特に遠出の際にはセルフばかり利用していましたが、運転席に座ったまま窓拭きをしてもらい、道路に出るときの誘導、オーダーや支払いのときのハキハキとした言葉のやり取りは気持ちよく、こんなサービスを受けたのは本当に久しぶりでした。ほんの数年前までこれがあたり前だったのに、かえって新鮮。 給油の流れで、その近くの、友人に教えてもらったスーパーに買い出しに。どこか懐かしさを感じながら陳列品を見て回っていると、耳に聴こえてきた店内放送で、愛媛で暮らしていたときによく利用していた、ショッパーズの系列のお店だったことを知りました。この日はちょっと立ち寄るくらいのつもりだったので、伊豆の大見とうふと、自分で調理できる生餃子を購入して帰りました。 この日は雨で仕事が休工になり、早朝から宿に居座ったまま、持ち込んだPCで事務仕事や滞っていたメール連絡などに取り掛かっていると、あっという間に昼下がり。昨日のスーパーで購入した豆腐がとても美味しかったので、混み合う夕方に近い時間を避けて、再びそのスーパーに向かったら、残念ながら定休日。 仕方がないので、少し足を伸ばして、先月の出稼ぎでよく利用していた、少し大きめの大手スーパーへ。すると、あの豆腐が、無い、、、! 今日は時間があるので夕食も自炊しようといろんなコーナーを回ってみるけれど、あれ? 期待していた海産物も、野菜も、地元産のものがない。(購入するのは我慢したけど)ピンと来たのはビールくらい。 こうなると意固地になってきて、通り過ぎてきた道の駅に、あの豆腐ののぼり旗があがっていた映像が思い出されて、そちらへ移動。明日までの滞在にちょうど良い量のナスも購入して帰ってきました。 宿に戻りながら、なんか、いつの...

石積みワークショップ@富士川町高下

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6/20(土)~21(日)にかけて開催した「石積みワークショップ@富士川町高下」、無事に終えることができました。今回は(う)が、石積みに関心を寄せる高専学生2名とともに、わざわざ三重より駆けつけて参加。いつも通り、様々な背景や思いを持つ一般の参加者のほか、地元地域からの参加もありました。 邸宅のお庭を支える石垣で、広い範囲の複数個所でいろいろ問題が起きていて、石垣に面する下の土地の地権者さんから相談を受けていました。この中から今回は、入角近くの、50cmほども石垣が膨らんでしまった部分を中心に修復しました。 初日は昼近くになって雨が降り出しました。予報でも雨はそのまま強くなっていく見込みだったので、この日の作業は床掘りとグリ石運搬までで終了とし、午後は屋内で座学に切り替え、じっくり石積みの基本について学んでもらいました。 2日目は作業開始までに雨は止みましたが、昼近くになって日が当たり出すと、気温は一気に上昇。湿度の高さが体に大きな負荷を感じました。 梅雨のあいだにワークショップを開催したのは初めてでした。不安定な天気、暑さと高い湿度、濡れた泥が石に付くと持ち上げたときに手の上で滑りやすくなるなど、やはりこの時期のワークショップ開催は、いろんな意味でリスクが大きいな。石垣オーナー(下の土地の地権者)さんと調整して決めた日程でしたが、今後は極力避けた方がよさそうです。 修復した石垣には、裏込め石が全く入っておらず、積みにくい形の、しかも脆い石が多くて、参加者の皆さんにとっては、最後まで要領をつかむのが難しかったかもしれません。この天候の中でのオペレーションに気を取られ過ぎてしまって、技術的な解説や道具の使い方について、こういう時こそ、もっと丁寧におこなった方が良かったかなー。 こちらのオペレーションには反省点があったものの、こうした多様な面々が(遠慮なく)声をかけあって、それぞれにできることを協力し合って、きちんと石垣の修復が完了したことには満足しています。 皆さん、お疲れさまでした。この場所では11月にもう一か所、問題の起きている部分の修復に取り組む予定です。よろしければ、またご参加ください。 (ゆ)

草薙での石積み

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大場さん が依頼を受けた現場で、一緒に石積みをしてきました。僕は〝積み〟からの参加で6/1から。台風6号到来で休工が挟まってしまいましたが、昨日までに完了しました。石張りも引き受けている大場さんは現場が続きますが、僕はひとまず終了です。 野面石の乱積みらしく、凸凹が時間ごとの日の当たり方によって表情を変えていきます。それでも面がきちんと揃っているので、とてもきれいで、場所自体も整った印象になっています。出来栄え悪くないですね! 邸宅のお庭の石垣で、車の出入りのために、入り口を拡幅するのに伴い、元あった石垣を崩して積み直すというお仕事でした。道路沿いのコンクリート擁壁に接続していきます。コンクリ擁壁に荷重があまりかからないように、その手前で自立する石垣にしました。 積み石は、基本的に現場にあった、元の石垣に積まれていたものを再利用します。事前の床掘りは大場さんにお任せしていたこともあり、石の量が把握しきれていなかったので、しばらくコンクリ擁壁とのあいだの隙間をそのままにしておきました。自立しているので、このような手順で作業が進められます。 興味深かったのは、雨休工の翌日にこの隙間を見てみると、排水機能のないコンクリ擁壁と空石積みの部分とで土壌の湿り気が全く異なっていたこと。空石積みの排水性・通気性を実感することができました。石積みの価値の一つですね。まさに呼吸する擁壁。作業途中、ニホンカナヘビがどこからか現れて、住処を探しているのかな? この石垣を気に入ってもらえるといいですが。水糸に足を引っかけて日向ぼっこしている様子はかわいいね。 大場さんと二人で施工もしながら石運びもおこなうのは効率が悪かったので、終盤に一日、(わ)も現場に呼んで手伝ってもらいました。このおかげで〝積み〟に集中できたので、とても助かりました。 (わ)が来てくれたおかげで、この日はお施主さんのFamilyともたっぷり交流して、工事中とは思えないような賑やかな現場でした。このような雰囲気の中で施工ができるのは、重機を入れない、手仕事の良さだと思います。 最終日、お庭の土地と石垣を接続させる仕上げの作業は、要は土を寄せて、石垣の上部を被っていくわけですが、水の流れ方を考えて、少し不自然だった地形も修正しました。その際に剥がしたイワダレソウも植え戻しします。施工後、たっぷり水やりをして、お施主さんにも処...

スーの船出 その4

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   Wellingtonでの出場チームのメンバーと  前回の報告を書いてから、またこちらでの生活にも様々な変化がありました。NZに来たばかりの頃は、英語や生活に慣れることで精一杯でしたが、最近は少しずつ挑戦する余裕が出てきた気がします。  今学期は学校でのカヌー練習がないため、最近はジムに通い始めました。最初は体づくりのためという感覚だったのですが、そこで出会った友達が本当に屈強で、最初は「なんでこんなにでかいんだ…」と驚いてばかりでした。でも、みんなすごくフレンドリーで、トレーニングを教えてくれたり、話しかけてくれたりして、今では放課後の楽しみの一つになっています。今月の目標はマッスルアップの習得です。  そしてカヌーでは、大きな出来事がありました。 前回のNationals をきっかけに、Christchurchのチームの方から声をかけていただき、2大会連続で参加させてもらえることになりました。さらに、Wellingtonで行われた大会では、ニュージーランドに来て初めての遠征も経験しました。 初の温水プールが気持ちよすぎる 遠征では、本当にたくさんのサポートをしてもらいました。移動や準備、試合のことまで、多くの人が自然に支えてくれる環境があって、日本との文化やスポーツ環境の違いも強く感じました。「個人で頑張る」というより、「みんなでチームを作っている」という感覚がとても強かったです。 大会結果としては、ありがたいことに2大会連続で得点王を取ることができました。もちろん周りの支えがあってこその結果ですが、自分自身でもニュージーランドに来てからの成長をかなり感じています。特に、ギリギリの展開の中でも以前より落ち着いて判断できるようになったことや、試合中に余裕を持てる場面が増えたことは大きな変化だと思います。そして何より、勝ちたいという気持ちが以前よりずっと強くなりました。  学校生活でもうれしいことがありました。学校でNationalsの表彰をしてもらい、多くの人に声をかけてもらいました。勉強面でも、英語とBusiness以外の教科ではExcellent評価をもらうことができ、自分でも少し驚いています。英語はまだ苦戦することも多いですが、それでも最初の頃と比べると、確実に前に進めている実感があります。  もちろん、まだ足りない部分はたくさんありま...

外良寺上の危険な枯れ木を伐採

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早朝、 うちの犬 を散歩していたときのこと。地元の外良寺の背後にせり上がっている急斜面に、大きな枯れ木があることに気づきました。林道から急斜面を見下ろすと、ちょうど枯れ木越しにお寺本堂の屋根が重なっています。何かのおりにこの木が倒れて斜面を転がりでもしたら・・・、と地区の役員会で報告。のちに 区から正式に依頼を受け、この枯れ木の伐採作業を、概ね2日がかりでおこないました。今回はAtelier mooを開業して以来初めて、先輩アーボリストの助けなしで、(わ)と二人で取り組みました。 まずは枯れ木のすぐ上にある木(シナノキ)にクライミング。この木の太い枝も幹の近くで折れていて、当該の枯れ木にもたれかかっています。まずこの折れ枝を何とかしなければならないですが、これまで全く手入れされたことのない野生の 木なので枯れ枝が多く、すぐ横の若い杉の木とも絡み合っています。ラインかけも慎重に、てこずりながらも何とかクライミングしてブロック(樹上設置用の滑車)を設置。 シナノキの折れ枝を処理した後は、いよいよメインの枯れ枝の方を処置。枝分かれした短い方の枯れた幹は先端が腐朽して軽くなっていたので処置は難しくなかったですが、課題は残った大きい方の幹。先端の方にスローラインでリギングロープを2本取り付け、向きをコントロールしてゆっくり静かに伐倒。リギングロープを取り付け直し、丸太2本に伐り分けて、最終的には転がり落ちる心配のない場所まで移動させました。これで、ひと安心。 (わ)は、大きな木がコントロールされながら、静かに倒れていく姿に感動したようです。もちろん、コントロールする作業には(わ)自身が加わっています。最後はクライミングしてブロックの回収にも挑戦。よく頑張りましたね。投棄されていたごみの回収もご苦労さま。 おかげさまで、知識と経験を駆使して、このような形で仕事を完了させることができました。男性ばかりのチームになると、どうしてもところどころで、力業や強引なやり方で乗り切ってしまいがちですが、近所の人は、いつ処置したのか気づかないくらい、粛々と進められたのではないかとと思います。枯れ木を倒した以外は、ほとんど環境を変更することなく、これが一番安全で、いろんな意味でもフレンドリーだと思います。 (ゆ)