外良寺上の危険な枯れ木を伐採
早朝、 うちの犬 を散歩していたときのこと。地元の外良寺の背後にせり上がっている急斜面に、大きな枯れ木があることに気づきました。林道から急斜面を見下ろすと、ちょうど枯れ木越しにお寺本堂の屋根が重なっています。何かのおりにこの木が倒れて斜面を転がりでもしたら・・・、と地区の役員会で報告。のちに 区から正式に依頼を受け、この枯れ木の伐採作業を、概ね2日がかりでおこないました。今回はAtelier mooを開業して以来初めて、先輩アーボリストの助けなしで、(わ)と二人で取り組みました。 まずは枯れ木のすぐ上にある木(シナノキ)にクライミング。この木の太い枝も幹の近くで折れていて、当該の枯れ木にもたれかかっています。まずこの折れ枝を何とかしなければならないですが、これまで全く手入れされたことのない野生の 木なので枯れ枝が多く、すぐ横の若い杉の木とも絡み合っています。ラインかけも慎重に、てこずりながらも何とかクライミングしてブロック(樹上設置用の滑車)を設置。 シナノキの折れ枝を処理した後は、いよいよメインの枯れ枝の方を処置。枝分かれした短い方の枯れた幹は先端が腐朽して軽くなっていたので処置は難しくなかったですが、課題は残った大きい方の幹。先端の方にスローラインでリギングロープを2本取り付け、向きをコントロールしてゆっくり静かに伐倒。リギングロープを取り付け直し、丸太2本に伐り分けて、最終的には転がり落ちる心配のない場所まで移動させました。これで、ひと安心。 (わ)は、大きな木がコントロールされながら、静かに倒れていく姿に感動したようです。もちろん、コントロールする作業には(わ)自身が加わっています。最後はクライミングしてブロックの回収にも挑戦。よく頑張りましたね。投棄されていたごみの回収もご苦労さま。 おかげさまで、知識と経験を駆使して、このような形で仕事を完了させることができました。男性ばかりのチームになると、どうしてもところどころで、力業や強引なやり方で乗り切ってしまいがちですが、近所の人は、いつ処置したのか気づかないくらい、粛々と進められたのではないかとと思います。枯れ木を倒した以外は、ほとんど環境を変更することなく、これが一番安全で、いろんな意味でもフレンドリーだと思います。 (ゆ)